海外挙式・ハネムーンアドバイザー のぶさんです。
今回はコロナウイルスの流行で海外の結婚式事情がどのように変化しているのかを、トレンドの変化からご紹介します。
結婚式については、海外のトレンドが10年遅れで日本のトレンドになると言われています。それならば海外のトレンドを読み解いて、日本では最先端でトレンドをとり入れちゃいましょう!というのがこの海外トレンド情報局です。
はじめに 海外コロナ禍での結婚式状況
昨年はコロナウイルスが流行し、国内のプレ花さんたちは大きな影響を受けましたよね。
海外のプレ花さんも例に漏れず、泣く泣く結婚式を中止したり延期をしたり…昨年はネガティブな影響を受けた方のYouTubeや記事などを多く目にしました。
感染者数の多いイギリスでは、政府が結婚式に関してのガイダンスを発表して人数を制限するといった細かい指導がなされるなど、大人数の式自体が難しいエリアも。
特に海外で感染者が爆発的に増えてた昨年の秋頃には、Youtube上のウェディング関連の動画に対してのネガティブなコメントも多く目にしました
そんな中で海外のプレ花や式場が感染対策を行った上で敢行した結婚式。式はどのように変化し、また今後はどのようなことがトレンドになるのでしょうか。
屋外挙式が人気に

バーンウェディングの台頭
長い間、海外の挙式トレンドだったラスティックがさらに進化。昨今はさらに田舎風でナチュラル派のバーンウェディングが人気の会場です。

会場も自然が豊かで広大なエリアにセッティングされるため、換気やソーシャルディスタンスといったコロナ対策にもバッチリでさらに需要が高まっている模様。
日本でもバーンウェディングができる会場が増える予感。
感染対策グッズをウェルカムギフトに
徐々に日本でも広まりつつあるウェルカムギフト。海外では引き出物の代わりに、ウェルカムギフトを受付でお渡ししてゲストをお出迎えします。
コロナ禍ではウェルカムギフトとして感染対策グッズを配るのがトレンドに!デザインマスクや手のひらサイズのハンドジェル、アロマミストの除菌スプレーなどをセットにしてお渡し。

デザインマスクってこんなにおしゃれなんですね! 対策にもなり、かつおしゃれなんて一石二鳥
マイクロウェディング
特に欧米の場合、通常だと結婚式後は友人や親族を呼んで遅くまで大々的にパーティ!という流れ。
アメリカの結婚情報ウェブWedding Wireが行った、2019年にアメリカで結婚式を行った25,000組のカップルを対象にした調査によると、参列者の平均はなんと131名!
そんな中、コロナ禍で注目されているのが下記に紹介するマイクロウェディング。
“マイクロウェディング”という選択

英語では“microwedding”と呼ばれ、特にコロナウイルスが流行した昨年から注目され始めました。主に参列者が30名以下の式のことを指します。
100名以上の参列が一般だった中で、マイクロウェディングがトレンドイン。参列者のひとりひとりと向き合うことができるというメリットも
ミニケーキでHappyをシェア
シェアすることが難しい今、注目されているのがミニケーキ。
新郎新婦がケーキカットする用のケーキと、同じデザインのミニケーキを用意するのがトレンドに。
デザイン性の高いカップケーキ! 見てるだけでわくわくするデザインが多いです。
エレガントなデザインも可能です。色味やデザインでふたりのオリジナリティが出ますね。
センターアーチはラグジュアリーに
参列者を減らしてマイクロウェディングにする分、センターアーチやお花にお金をかける傾向があります。
センターアーチ(フローラルフープ)
結婚式のセンターアーチの新しいトレンド。シンプルなフープやワイヤーで作られたアーチに、フラワーデコレーションしたものが人気です。
人気のフープ型。私は勝手にフローラルフープと呼んでましたが、正式名称は何と言うのでしょうか…?
昨年は三角型のアーチもちょこちょこ見かけるようになりました!
ナチュラルな雰囲気にぴったりですよね。もちろん室内でのセッティングも可能です。
まとめ
- 結婚式の規模は縮小
- ソーシャルディスタンスを保つ屋外挙式が人気
- マスクやハンドジェルをウェルカムギフトに
- 規模縮小で浮いた費用は式場のデコレーションに
コロナウイルスをネガティブに捉えるだけでなく、この状況下でできることを考え、工夫して結婚式を行う姿勢は日本も海外も同じだなと感じます。
最後になりましたは、おふたりの式がより素敵なものになるために、この記事が役に立つと嬉しいです!
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