海外挙式&ハネムーン

結婚式準備 海外挙式の自己手配のメリット・デメリット

海外挙式・ハネムーンアドバイザーのぶさんです。

結婚式って経験がなくて当たり前の世界なので、初めての準備って戸惑っちゃいますよね。そんなカップル向けの海外挙式準備情報を10回に分けてご紹介します♪

今回は海外挙式の仕組みを知ろう回の第2回目

海外で結婚式をする場合の手配方法と、手配を請け負ってくれるプロデュース会社(ブライダル企業)とフリーランスのプランナーさん、また旅行会社の手配の違いについてStep3として2回に分けて紹介します。

のぶさん

Step2もセットで読んでいただけると、海外挙式の仕組みをより知ることができますよー!

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海外挙式準備 海外挙式の当日の流れ&手配するものを知ろう【海外挙式準備 ステップ2】結婚式って経験がなくて当たり前の世界なので、初めての準備って戸惑っちゃいますよね。そんなカップル向けの海外挙式準備情報を10回に分けてご紹介します。...

海外で結婚式をするために手配するもの

Step2でも触れましたが、海外挙式を構成するもの、つまり結婚式をする際に手配する必要があるものはたくさんあります。

海外挙式を構成する主なもの(手配する必要のあるもの)

  • 会場
  • 牧師
  • ウェディングドレス・タキシード
  • フラワーデコレーション(ブーケ・アーチなど)
  • ヘアメイク
  • カメラマン(写真・ムービー)
  • ウェディングケーキ
  • レセプション(会場の予約と食事)
  • おふたりと参列者のホテル⇄会場間の送迎
  • ホテル(旅行部分)

ざっと思いつくだけでも、これだけの項目があります。

今回はプロデュース会社や旅行会社を通さない、自己手配にフォーカスしてご紹介します!

ひよこさん

海外の結婚式ってプロデュース会社(ワタベウェディングやアールイズ・ウエディングなど)に頼むものかと思ってたわ

のぶさん

実は手配方法はいくつもありますし、裁量によってアレンジもできます。おふたりの挙式スタイルにあわせることで、より納得のいく式になりますよ!

【結婚式の手配方法1】自己手配

最初にご紹介するのは自分で全てを手配する方法。自己手配と呼びます。

現地の会場やヘアメイクさんなど、結婚式を構成する人や、ものを用意してくれる人たちと直接やりとりをして手配をします。

自己手配のメリット

  • イメージした通りの結婚式にできる
  • 手数料(マージン)がかからない
  • 間に人を挟まないのでレスポンスが早い

自己手配のデメリット

  • 時間的な負担が大きい
  • 英語/現地語ができないと難しい
  • 各担当者間との交渉&やりとりの情報は全て自己管理

自己手配の最大のメリットはイメージ通りの式ができること!

自分の希望する会場、希望するフラワーデザイナー、カメラマンに依頼ができるので、理想とするイメージに最も近い式を作り上げることができます。

次いで手数料がかからないというメリットもあります。結婚式は多くの人が関わるもの。間に人が入れば入るほど手数料(マージン)が発生しますが、自己手配にすることで、この手数料を省くことができます。

自己手配のデメリットは負担が大きいこと

結婚式には多くの人が関わるからこそ、やりとりする人も多いです。さらに現地とのやりとりは英語や現地語がメイン。当日まで気が抜けず、時間的にも精神的にも負担は大きくなります

のぶさん

実際に担当したお客様の中には「最初は自己手配をしようと意気込んで調べてみたけど色々難しくて諦めた。」という方も何組もいらっしゃいました…

あとは日本の常識が通じないことを肝に銘じておかないと、結婚式までの長い日々をストレスフルに感じてしまうかも…

個人的には、根気強くやりとりできる時間を確保できるなら、自己手配にトライされるのも良いかなと思います。

<ここだけの話>自己手配が簡単な会場の見分け方

ひよこさん

やっぱり自己手配ってハードル高いじゃん!

のぶさん

ここだけの話、実は意外と自己手配が簡単にできる会場もあるんです

会場がホテルの場合はホテル内にウェディングチームがある可能性大!

特にラグジュアリーホテルでの挙式の場合、ホテル内にウェディングチームがあり、ウェディングプランナーやカメラマンを含むパッケージ料金が存在することがあります

ウェディングチームやパッケージの有無については、各ホテルの公式ホームページ上に情報が掲載されているので、そこからチェックができます。

【例】モルディブ ギリ・ランカンフシの場合

パッケージが有るということは、直接会場(=ホテル)とやりとりするだけでプランに含まれるプランナーが主となり、牧師やカメラマンなどを会場が準備してくれるということ

出典:Gili Lankanfushi Maldives

例として、モルディブの大人気リゾート「ギリ・ランカンフシ Gili Lankanfushi Maldives」を用いて説明しますね。

出典:Gili Lankanfushi Maldives

ホテルの公式ホームページを見ると、ウェディングパッケージが用意されており、さらに詳しい金額まで知ることができます。

ベーシックウェディングパッケージ $3,980(+税金)の内容

  • 会場費(水上チャペル or ビーチ)
  • 会場の装飾・フラワーデコレーション
  • ブーケ
  • ブライダルヘッドバンド
  • ブライズメイドブーケ 1つ
  • 介添人用のフラワーピン
  • ベッドデコレーション

さらにオプションとして、カメラマン(50カット/アルバム付き)が$1,000(+税金を)にて用意されています。

つまりホテルとやりとりをすれば、ドレスとヘアメイク以外の手配はホテル側が行ってくれるということです。

その他 手配が必要なもの

もしギリ・ランカンフシ挙式を自己手配する場合は、あとはドレスとタキシードを用意して持ち込み、ヘアメイク問題を解決できればOKということになります。

プランやオプションを見たところ、ヘアメイクスタッフの用意は無さそうなので、自分でヘアメイクできる方やこだわりが無いという方や、プロデュース会社に手配するよりも金額が安ければ、自己手配にしても良さそうですね。

のぶさん

ちなみに、現地ホテルが用意してくれるカメラマンやヘアメイクさんなどは日本人じゃないことがほとんど。日本人ヘアメイクがマスト!という方は、プロデュース会社に依頼しましょう。

このように会場によっては、マージンは抑えつつも自己手配にかかる時間をだいぶ減らすことができる場合もあります。

どんなプレ花さんでも、検討材料にもなりますので、各会場にプランがあるかどうか一度確認してみるのがおすすめですよ。

※こちらの情報は2021年2月20日現在のものです。最新の情報はホテルページをご確認くださいませ。

ABOUT ME
nobutravel
自身の結婚を機にウェディング特化のフリーランスになり、現在ウェディング系メディアのディレクター。カップルやプランナーさんのちょっとした支えになるようなブログを目指して運営中。